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2008年 12月 23日
・・・何をいまさら、という感じですよね。
昨年リアルタイムで「銭の戦争」を見たときに、その時々の感想は書きましたが、終映後の全体感想は書きませんでした。 辛口な感想になりそうだったので、見たい日本人の大半が見てからの方がよさそうだと思ったことと、ちゃんとした感想を書くためには字幕つきを見てからにしないと、と思ったことが理由です。 Yahoo!動画の無料配信のおかげで、ようやく昨日「銭の戦争」最終話を見終わりましたので、感想が書けるはこびとなりました(笑) ご興味があれば、お読みください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リアルタイムでの様子は、このブログの過去記事で確認できます。2007年4月~7月ごろの記事は大半が「銭の戦争」の話題ですし、タグで「ゼニの戦争」をクリックすれば関連記事だけ見ることができます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高視聴率を稼いで一大ムーブメントとなり、国会まで動かすほどの社会現象となった「銭の戦争」。 しかし、まさかそのあと本当の「銭の戦争」が勃発するとは・・・・ 今年に入り、主役のパク・シニャン君がドラマ制作会社を相手に、「銭の戦争ボーナスラウンド」のギャラを支払うよう訴訟を起こしました。 ところが訴訟を起こしたために、「ボーナスラウンド」の1話あたりの出演料が約1億5000万ウォン、当時の相場で約1500万円という巨額であったことが判明して世間はびっくり。 過去記事をご覧いただければ、「ボーナス」を作るか作らないかという時期は異常な雰囲気だったことがわかると思います。役者側も体力の限界だったし、でもテレビ局は絶対延長しろと言うし、間にはさまれた制作会社は苦しんだことでしょう。それは理解できますが、それにしてもヨン様もびっくりの高額であることは事実です。 その後、この高い出演料の話題もきっかけとなって、世界的な不況のさなかでもあり、ドラマ主演たちの出演料一部返上があいつぎました。 そして先日、ドラマ制作者協会というところが、ありえない額の契約を結んでドラマ業界に悪影響を与えたという理由で、シニャン君と制作会社に対し、ドラマ業界への無期限出入り禁止処分を下してしまいました・・・・・ こんな後日談ができるほど、「銭」の力は大きかった訳ですね。 そんなケチまでついた「銭の戦争」、本編20話を見た感想ですが・・・・ ここから先は、まだ「銭の戦争」を見ていない人は見ないでくださいね。 あまり深く考えずにぼんやり見ていると、なかなか面白いドラマだったと言えるでしょう。 場面の見せ方、役者の演じ方がとてもよく、また個々のエピソードは興味深くて面白かった。 しかし、理屈を考えながら見ると、ストーリーは最初から破綻していました。 ナラは、両親が死んだあとさっさと相続放棄して、警察の力も借りればあんなことにはならなかった。まさかソウル大学卒業の証券会社勤務の男がそれを知らないわけはないでしょう。もしナラが父の借金の保証人になっていたら話は別ですが、そうではなかったはずです。 50億ウォン(約5億円)も、個人のお金としては巨額ですが、それなりの企業を買収するには微々たるお金です。それなのに、50億ウォンごときでウソンやポン女史まで翻弄されるなんて、ちょっと現実離れしてますよね。 ブルーエンジェル社と天使里の関係、それに市場の人たちが天使里に住めるようになるための仕組みも、結局よくわからなかった。 ウソンが最後にポン女史に泣きつく時、発行済み株式の51%を渡してしまうのはまずいでしょう。それは、本当に最後の手段です。そこに行くまでにいろいろと努力と工夫をすべきです。ブルーエンジェル社の経営も杜撰で、ウソンはたいしたヤツじゃないな、と思ってしまう。 というわけで、テーマの金融を中心に考えると、理屈に合わないことばかりです。 なので、ここは理屈は抜きにして、ただストーリーを楽しむ方がいいですね。 ストーリーを大雑把に分類すると、ナラの没落からドンポへの復讐を果たす前半と、50億ウォンを手に入れてそれに振り回される後半に分けられると思います。 前半は、なかなか面白かった。シニャン君の演技も冴えわたり、視聴率もぐんぐん伸びました。 特に、ナラの修行や資金回収の手口、そしてドンポとのやり取りがよかった。 ドンポは演じたイ・ウォンジョンさんが作りこんだキャラクターでしたが、完全にドラマ前半の主導権を握りましたね。そのため、当初は50億を奪われた時に死ぬ予定だったようですが、生き残ることになりました。 しかし、後半は金庫破りあたりからストーリーが停滞しはじめます。 そして50億を奪ってドンポが入院したあたりから急速に面白みがなくなってしまう。 前半をリードしていたドンポが、せっかく生きながらえたのに、後半はナラと視聴者をびっくりさせるだけの役になってしまいました。ウォンジョンさんは熱演でしたが… 後半は50億の行方とブルーエンジェル社の買収合戦がストーリーの2つの柱で、あとおまけ程度にナラとジュヒのロマンスがからむ感じでした。 ナンバー3との50億の争奪戦から寄付してしまう流れは見ていて痛快でしたが、それがこのドラマの最後の盛り上がりだったと思います。 ブルーエンジェル社買収とウソンの経営失敗の流れは、ウソンがポン女史たちを裏切ったところまでは面白かったですが、あとは先が読めるストーリーでいまひとつでしたね。 そしてラスト。監督やシニャン君によれば、ナラは死ななければならないと初めから決まっていたようですが、それでも唐突感は否めませんでした。 それにしても、ドンポの金を盗んだからといって、ナラは死ななければならなかったんでしょうか? ナラは両親を事実上殺し自分や妹をどん底の生活に陥れたドンポに対して恨みを持っており、それを晴らすために50億を盗んだわけで、そこには筋が通っている。 それにその50億は、ドンポが稼いだというより、哀れな庶民から搾り取った悪銭だということになっていました。それを全額寄付することで再び恵まれない人たちに還元したのですから、善悪的にもプラマイゼロでしょう。 そして、お金の持つ怖さや意義をしっかり理解してトッコ・チョルにも認められ、ブルーエンジェル社を望ましい方向で経営し社会に貢献し始めたナラを、道半ばで死なせてしまってはナラを応援してきた視聴者はがっくりでしょう。 結局「お金」というものに振り回されて、出演者のほとんどが不幸になるなかで、不幸にならなかったのは老人トッコ・チョルとポン女史という、長年「銭の戦争」を勝ち抜いてきた老練な2人だけだった。「お金」に振り回されるとほとんどの人は不幸になるというメッセージだったというなら、それはそれでアリかとは思いますが。 以上、思いつくまま書きましたが、前半は好調、後半は失速という韓国ドラマお決まりのパターンに、このドラマも陥ったということでしょう。シニャン君も認めていましたよね。 ドラマの出来としては、これまで見てきたキム・ジョンファちゃん(チョンちゃん)出演ドラマの中では、最低ランクの評価になってしまうでしょう。 さて、チョンちゃん演じるチャヨンですが・・・ 強がっているけど心の中は大変弱い女性、次々訪れる不幸を自分で打破する力もない女性を完璧に演じていましたね。改めて、チャヨンに世間の同情が集まったのもうなずける、と思いました。 しかし、なぜ金融業をはじめたのか?ナラへの復讐のつもり? ドンポは困っても雇われ回収人のナラには何のダメージもないでしょう。まったく意図がわかりませんでした。結局、当初から「金融業になる」設定が決まっていたので、そのとおり実行した、というだけですよね。 それにキャラとしては、祖母がナラ父母の死にからんでいた事実を知ってナラに謝った時点で、存在意義が消えてしまいました。好きなのにそれを表現できず、捨てられた恨みで自分の気持ちをごまかそうとしていたチャヨンは、これでナラを恨むこともできなくなり、あとはジュヒと急速に仲良くなっていくナラを眺めているだけの存在でしかなくなってしまいました。 存在意義があったとすれば、ただポン女史の補佐役としてのみ。 祖母の悪行を知ったんだから、怒って家を飛び出してもいいくらいなのに、次の登場場面では祖母に「ウソンを信用するな」などと話している。おかしいですよね。 これは、祖母の補佐役としてしか存在意義がなくなってしまった証拠です。 というわけで、残念ながらチョンちゃんの見せ場は、はじめの方のナラへのお金投げと、金融業者に変身した時の2回しかなく、残念でした・・・・ もちろん、高視聴率・話題沸騰になったおかげで、テレビ界では半ば忘れ去られた状態だったチョンちゃんが見事に復活を遂げることができた、記念碑的なドラマであることには替わりがありません。でも、作品としても、チョンちゃんの活躍度から言っても、残念なドラマだったな、というのが正直な感想です。
by jung_hwa
| 2008-12-23 18:42
| ジョンファTopics
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